体の中のビタミンDが不足すると、骨の成長に異常が出てくる。急速に成長している乳幼児ならばなおさらで、くる病やO(オー)脚を招く恐れもある。こうしたビタミンD欠乏症は、潜在的なケースを含めると推定で乳幼児の約3割に見られるという。東京都立小児総合医療センター内分泌・代謝科の長谷川行洋部長に、生活の中での注意点などを聞いた。紫外線の量が減る冬は、特に注意が必要だ。