1973~78年に漫画誌「週刊少年チャンピオン」で連載されていた手塚治虫の「ブラック・ジャック」。医師免許を持つ作者が描いた医療マンガの金字塔は、今の医療現場をリードする医師たちにも多くの影響を及ぼしている。そんな現役医師たちの思いを同作品の名シーンを介して伝える展覧会「医師たちのブラック・ジャック展」が、2月28日から京都国際マンガミュージアムで開催されている。手塚治虫が同作中で、2012年に行われた天皇陛下の心臓手術を執刀した医師を予言していたかのようなエピソードも紹介されている。