食品には酸性のものとアルカリ性のものがあるが、酸性に偏った食事が糖尿病(2型)になる危険性を高めるとの研究結果が報告された。フランスのがん研究所(Gustave Roussy Institute)のGuy Fagherazzi氏が12月2~6日にオーストラリア・メルボルンで開かれた国際糖尿病連合(IDF)の会合で発表したもので、フランス人女性約6万6,000人を14年間追跡調査したところ、酸性度が高い食事をしていたグループは、低いグループに比べて糖尿病になるリスクが6割以上高かったという。この研究の詳細は、11月14日発行の米医学誌「Diabetologia」(電子版)に掲載されている。