陣痛促進剤で"コミュ障"改善、自閉症治療に光―東大

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 表情や顔色から相手の気持ちをくみ取ることが困難な対人コミュニケーション障害。「自閉症スペクトラム障害」の主な症状だが、その原因は完全には解明されておらず、治療法も確立されていなかった。東京大学大学院医学系研究科の山末英典准教授(精神医学分野)は12月18日、同大学で開かれた記者会見で、自閉症スペクトラム障害の患者の鼻に陣痛促進剤として使われているホルモン「オキシトシン」をスプレーしたところ、対人コミュニケーション障害が改善したと発表した。詳細は、同日発行の米医学誌「JAMA Psychiatry」(電子版)に掲載されている。

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