ヤケドなどで広い範囲の皮膚が傷ついた場合、皮膚のバリア機能を回復させるために植皮術などの治療が行われている。しかし、治療できる施設には限りがあり、治療を始めるまでにも時間がかかる。このたび、佐賀大学と農業生物資源研究所(茨城県つくば市)などは共同で、簡単に張り付けられ、キレイに治すことができる「絆創膏(ばんそうこう)型人工皮膚」を開発した。詳細は、6月4日発行の米国科学誌「Wound Repair and Regeneration」(電子版)に掲載されている。