子宮頸がんワクチンの安全性評価を開始―EU当局

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 欧州連合(EU)の医薬品規制当局である欧州医薬品庁(EMA、ロンドン)は7月13日、子宮頸(けい)がんワクチン(HPVワクチン)の安全性をより明らかにするための評価を行うと発表した。有害事象(ワクチンとの因果関係がはっきりしないものも含めた副作用)の報告が集まっているデンマーク当局の要請によるものだが、欧州医薬品庁は今回の安全性評価について「子宮頸がんワクチンの効果と危険性のバランスに疑問を投げかけるものではない」と強調している。子宮頸がんワクチンの有害事象は日本でも報告されており、政府は積極的な接種の呼びかけを中止している(関連記事:子宮頸がん予防のためワクチン問題の早期解決を...専門家が提言)。

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