女性にとって悩みのタネである「むくみ」と「たるみ」。この二つに関係があることが、大阪大学微生物病研究所(大阪府吹田市)の高倉伸幸教授らと資生堂の共同研究によって分かった。皮膚のリンパ管の機能が低下することでむくみを引き起こし、たるみを呼ぶという。研究チームは同時に、セイヨウアカマツの松ぼっくりから取ったマツエキスにリンパ管の機能を正常化する作用があることも発見。今後、スキンケア化粧品への応用が期待される。