国民病ともいえる腰痛にはさまざまな対処法、治療法が考案されており、関係する本も多い。中には怪しげな民間療法を勧めるものもある。情報が多過ぎるだけに、いったいどうすればよいのか分からなくなってしまう人も多いのではないだろうか。このほど刊行した『いちばんやさしい腰痛の教科書』(アーク出版)は、長年、腰痛治療に携わってきた現役の医師である近藤泰児氏が、医学に基づいて治療や対処法、予防法を優しく解説した"正統派"の健康書だ。洪水のような健康情報の中で、これこそが必要とされる情報かもしれない。腰痛になって何から手を付けていいのか分からないときは、まず初めに手を取ってみてはどうだろうか。