「童貞の反応で草食化いっそう確信」―性交経験率誤報めぐり

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 今年1月、日本家族計画協会(東京都新宿区)が公表した「男性の性交経験率が5割を超える年齢は29歳」の調査結果は多くのメディアで報じられ、各所で若い男性の"草食化"を嘆く声が上がっていた(関連記事:草食化進みすぎで"絶食男子"? 性交経験50%超えは29歳)。しかし、それは集計ミスによるものであると判明し、再び世間の注目を浴びる事態となった(関連記事:「28歳までの性交経験率5割以下」は誤報―家族計画協会)。性交経験が5割を超える年齢は20歳に訂正されたのだが、男性ネットユーザーの中に湧いた怒りや絶望を観察した同協会家族計画研究センターの杉村由香理部長は「最初のデータ公表時から確信していた男性の"草食化"を、誤報訂正を機にますます強く確信した」と、8月29~30日に大津市で開かれた日本思春期学会の会合で報告した。

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