岩手県内の思春期支援を目的とした「いわて思春期研究会」のメンバーらは、同県内の高校生を対象にした調査で、セックス経験者に初めて経験した年齢(初交年齢)を尋ねたところ、15~16歳が半数以上に上ったと、8月29~30日に大津市で開かれた日本思春期学会の会合で報告した。さらに女子は、14歳以下で経験した人が2割だったという。経験のある生徒は家族との関係が希薄なこと、交際相手からの暴力「デートDV」を示唆する性行動があることも明らかになった。