スポーツにケガは付きものだが、頭を打って脳しんとうを起こした場合は特に注意が必要だ。軽いとすぐに立ち上がって競技を続けることも少なくないが、実は深刻な状態になっている可能性もあるという。日本脳神経外科学会は、スポーツによる脳しんとうについて軽く捉えないよう注意を喚起。そのまま競技を続けると、急激な脳腫脹や急性硬膜下血腫など、命に関わる脳損傷につながり恐れもあるとしている。