HIV関連検索が過去最高、C・シーンさん公表が啓発に貢献

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 昨年11月、テレビのインタビュー番組で、HIV(エイズウイルス)に感染していることを告白した米俳優チャーリー・シーンさん。麻薬の乱用や発砲事件、5,000人ともいわれる女性関係などで世間を騒がせてきたが、今回はHIVの啓発に貢献したことが分かった。しかも、大学研究で一流医学誌に掲載されるというお墨付きだ。米サンディエゴ州立大学公衆衛生大学院のジョン・エアーズ氏らは、シーンさんの公表直後からニュース記事でHIV感染について取り上げられる頻度が高まり、人々がインターネットでHIV感染や症状、予防などについて検索する回数も跳ね上がっていたと、2月22日発行の米医学誌「JAMA Internal Medicine」(電子版)に報告した。

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