20歳代の頃に敵対的で攻撃的だったり、他人を信用できなかったりする性格の人は、そうでない人に比べて中年になった時の記憶力や思考力が低くなりがち―そんな結果が、米国立衛生研究所(NIH)のレノーア・ローナー氏らの研究から示された。20歳代にストレス対処能力が低かった人でも同様に、これらの認知機能の問題が中年期に生じる可能性が高かったという。詳細は、3月2日発行の米国神経学会誌「Neurology」(電子版)に掲載されている。