日常生活で問題に直面したとき、解決に向けて前向きに取り組める「対処型」の人は、そのことから逃げようとする「逃避型」の人に比べ、がんで死亡する危険性が低い―そんな調査結果を国立がん研究センターなどの研究グループがまとめ、「Cancer Epidemiology」2月号などに報告した。「対処型」の人の中でも特に、問題に直面しても状況のプラス面を見つけ出そうとする人では、がん死リスクの低下度が大きかったという。