健康な人はもちろん、持病のある人にも良い効果をもたらすことが、科学的に証明されつつあるヨガ。最新の研究によって、また一つその効果が示された。世界的に有名な医学研究所であるスウェーデン・カロリンスカ研究所のチームによるもので、不整脈の一つである心房細動の患者80人を調べたところ、ヨガを行った人たちでは、行わなかった人たちに比べて生活の質(QOL)が向上し、心拍数や血圧値も改善したという。詳細は、欧州の看護学専門誌「European Journal of Cardiovascular Nursing」(電子版)に掲載されている。