近年の急速な経済発展や生活習慣の欧米化などを背景に、中国では肥満児が増え続けている。これまで、子供の肥満率が高いのは都市部だと考えられていたが、農村部でも2014年の時点で男児の6人に1人、女児の10人に1人が肥満であることが中国・山東大学予防医学の研究グループの調査から明らかになった。調査結果の詳細は4月27日発行の欧州の医学誌「European Journal of Preventive Cardiology」(電子版)に掲載された。