わが国では5年前に女性が初めて出産する平均年齢が30歳を超え、その後も上昇し続けている。高齢になるほど妊娠が難しくなることなどから不妊に悩むカップルは多く、その割合は6~7組に1組とも言われている。不妊カップルの増加はわが国だけでなく、女性の社会進出に伴い晩婚化が進む先進国の多くが抱える共通の問題だ。7月1日発行の医学誌「Hum Reprod」(電子版)には、英国でも女性の8人に1人、男性の10人に1人に不妊の経験があるとの調査結果が掲載された。男女約1万5,000人を対象としたこの調査からは、不妊経験者のうち不妊治療を受けたのは5割程度であることが分かったという。さらに、治療を受けなかった人には、ある特徴があることも浮かび上がってきたとしている。