食物アレルギーを発症すると、本人はもとより親が慌ててしまう。食物アレルギーの中でも代表的なのが卵アレルギー。世間には卵をつかった食品や料理がたくさん出回っているし、完全に除去するには多くの注意が必要だ。このたび、国立成育医療研究センターアレルギー科の大矢幸弘氏らの研究グループが生後6カ月から固ゆで卵を少量ずつ摂取させることにより、8割の卵アレルギーを予防できると医学誌オンライン版( 08 December 2016)に発表した。