© Adobe Stock ※画像はイメージです 日本では透析導入の原因疾患として第1位の糖尿病性腎症が減少している一方で、第2位の腎硬化症が増加し、男性では若年層を含む全世代で腎硬化症による透析導入率が上昇していると、新潟大の研究グループが発表した。 透析患者数は年々増加し、2020年時点で34万人を超えている。近年、透析導入の原因となる疾患の割合に変化が見られるが、治療法の進展や高齢化との関連は明らかでない。研究グループは、06~20年の日本透析医学会の調査と国勢調査を用い、20歳以上の一般住民の透析導入率を、原因疾患および年齢層別に検討した。 その結果、原因疾患別の導入率は、慢性糸球体腎炎と糖尿病性腎症はいずれも減少していたのに対し、腎硬化症は男性が平均して年に3.3%、女性が1.4%ずつ増加していた。特に男性では20~39歳の若年世代から85歳以上までの全ての年齢層で増加しており、高齢化による影響以外に原因があることが示唆された。 (メディカルトリビューン=時事)