運動で心疾患リスク低下―若年層がんサバイバー:米国

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© Adobe Stock ※画像はイメージです

 思春期や若年成人のがんサバイバー(がん経験者)では、日常的に中~高強度の運動を行うことで心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患リスク抑制が期待できると、米国の研究グループが発表した。

 同グループは、2009~18年に米国民健康調査に回答した15~39歳のがんサバイバー4766人と、年齢や性別が一致するがん未経験者4万7660人を対象に、心血管疾患のリスクに関連する要因などを分析した。

 その結果、がんサバイバーであることは心血管リスクの上昇と関連し、特に男性、アフリカ系の人種、世帯年収が5万ドル未満、喫煙者の場合に関連が強かった。

 一方、中~高強度の身体活動の習慣があることは、心血管リスクの低下に関連していた。

(メディカルトリビューン=時事)

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