はり治療が脳梗塞を防ぐ?―関節リウマチ患者 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 通常の治療とはり治療を併用した関節リウマチ患者では、脳梗塞の発症リスクが低下したと、台湾の研究グループが発表した。 関節リウマチ患者は、慢性的な体の炎症による影響で脳梗塞や心筋梗塞などの血管障害のリスクが高まることが報告されている。 研究グループは、1997~2010年に台湾で関節リウマチと診断された患者を、通常治療とはり治療を併用した1万2266人と、通常治療のみを受けた2万2218人に分類。はり治療の併用が脳梗塞の発症に及ぼす影響を調べた。 追跡期間中に、通常治療のみを受けたグループの605人(1000人・1年当たり12.4人)と、はり治療併用グループの341人(同5.95人)が脳梗塞を発症。解析の結果、はり治療併用グループでは発症リスクが43%低かった。リスクの低下は治療薬の種類や男女を問わず見られ、糖尿病や高血圧などの合併症がある患者でも認められた。(メディカルトリビューン=時事) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×