仕事のストレスで心血管の状態悪化

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 仕事のストレスが心血管の健康状態を悪化させる可能性があることが分かったと、米国の研究グループが発表した。

 研究グループは、2000~02年に米国で収集された、心血管疾患がない45~84歳の3579人(平均年齢57歳、女性48%)のデータを分析。食事、身体活動、喫煙、体格指数(BMI)、脂質、血圧、血糖の7項目で構成される米国心臓協会の心血管健康指標の点数に基づき、心血管の健康状態を「不良」「平均的」「理想的」に分類し、仕事のストレスの有無との関連を解析した。

 仕事のストレスがあると報告した回答者の割合は20%だった。ストレスがあることと、心血管の健康状態の関係について分析した結果、仕事のストレスがある人は、心血管の健康状態が「平均的」または「理想的」になりにくいことが分かった。研究グループは「ストレスを軽減し、リスクを減らすような健康プログラムの実施が重要」としている。(メディカルトリビューン=時事)

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