高ストレス者の7割以上は睡眠時間が6時間未満だったと、健康管理サービスを提供するドクタートラスト(東京都渋谷区)が発表した。 同社のストレスチェック研究所は2023年4月~24年3月、平均睡眠時間について回答した12万8896人のデータを用い、睡眠習慣とストレス度合いの関係を調査した。 その結果、高ストレス者(1万9579人)の72.3%は平均睡眠時間が6時間未満だったのに対し、低ストレス者(7752人)では、68.0%が6時間以上だった。5時間未満と5時間以上6時間未満でも、高ストレス者の割合が低ストレス者を上回り、その差は5時間未満で23.6ポイントと顕著だった。 一方、6時間以上7時間未満と7時間以上9時間未満、9時間以上では、低ストレス者が高ストレス者を上回った。同社は「少なくとも6時間の睡眠確保がストレス予防の目安になる」としている。(メディカルトリビューン=時事)