40~50代の中年期に体重を減らして維持すると、さまざまな慢性疾患の予防や健康寿命の延伸につながると、フィンランドなどの研究グループが発表した。 研究グループは、同国の三つの研究に参加した計2万3149人のデータを用い、中年期における体格指数(BMI)の変化が、その後の2型糖尿病や心筋梗塞、脳卒中、がん、ぜんそく、慢性閉塞性肺疾患などの発症、死亡率にどのような影響を与えるかを長期にわたり追跡した。 その結果、中年期に体重を減らし、BMI25未満を維持した人は、BMI25以上の過体重が続いた人と比べ、さまざまな慢性疾患を発症するリスクが顕著に低下した。また、死亡率も減少する傾向が示された。 研究グループは、外科的治療や薬物療法による減量ではなかったことを指摘した上で、「生涯にわたり健康的な体重を維持することが重要」としている。(メディカルトリビューン=時事)