かかりつけ医がワクチン接種の鍵―診療の質の高さも影響

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 診療の質が高い「かかりつけ医」を持つ人ほど、インフルエンザワクチンの接種率が高いと、横浜市立大大学院などの研究グループが発表した。

 研究グループは、患者視点で診療の質を評価する「患者中心のプライマリ・ケア評価尺度(PCPCM)」を2022年に開発。同年11~12月、無作為に抽出した人に、かかりつけの医療機関があるか、そこでの受診体験を評価するPCPCMスコア、過去1年以内のインフルエンザワクチンの接種状況を尋ね、800人(20~74歳)から回答を得た。

 分析の結果、かかりつけ医がいないグループは接種率が22%だったのに対し、かかりつけ医を持ち、PCPCMスコアが最も高いグループでは54%と差があった。また、スコアが上がるほど接種率が高まる傾向が見られた。

 研究グループは「患者にとって質の高い診療体験は、ワクチン接種のような病気の予防行動にもつながる可能性が示された」と述べている。(メディカルトリビューン=時事)

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