老化速い人は認知症に注意

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 体の組織や細胞の機能に基づいた身体的な年齢「生物学的年齢」が実際の年よりも高く、老化の進行が速い人は、認知症の発症リスクが高いことが分かったと、中国の研究グループが発表した。

 研究グループは、英国の研究参加者のうち、追跡開始時に認知症の診断歴がなかった28万918人(平均年齢56.8歳)のデータを分析し、生物学的年齢と認知症リスクの関係を調べた。生物学的年齢は「フェノエイジ検査」などで推定した。

 13.58年(中央値)の追跡期間中に4770人が認知症と診断された。解析の結果、生物学的年齢による老化速度の標準偏差(平均値との差)が1上昇するごとに認知症リスクが14~15%高くなることが分かった。

 また、脳の灰白質の容積、皮質の厚さや表面積が、生物学的老化の進行が速いことと認知症との関係に部分的に関与していることも示された。(メディカルトリビューン=時事)

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