室温に関係なく座り過ぎは悪影響―血管機能が低下

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 長時間の座り過ぎで懸念される皮膚の血管拡張機能の低下は、室内の温度を調節するだけでは抑制できなかったと、筑波大などの研究グループが発表した。

 座り過ぎは血流や血管機能に悪影響を及ぼし、心血管疾患のリスクを高める。研究グループはこれまで、皮膚の温度を一定に保った状態での長時間の座位は皮膚血管の拡張機能を低下させ、局所的な温冷刺激の繰り返しでその変化を抑えられると報告しているが、より現実的な生活環境での対策は明らかでなかった。

 研究グループは今回、疾患のない若年男女12人に対し、〔1〕25度の室温で安静に120分座り続ける〔2〕18度と35度の室温を交互に繰り返す―状況で、前腕の皮膚血管機能の変化を比べた。

 その結果、長時間の座位により皮膚血管の拡張機能が低下し、収縮機能が向上したが、冷却と加温を繰り返しても血管機能の変化に影響しないことが分かった。

 研究グループは「今後は冷却ジェルなどで皮膚温を大きく下げた場合の効果検証が必要」としている。(メディカルトリビューン=時事)

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