米国の小中学校などからの救急要請内容を分析したところ、てんかんによるけいれんなどの神経疾患や精神障害、薬物乱用などが多かったと、同国の研究グループが発表した。 研究グループは、2018~22年の救急医療サービスのデータを収集。学校で発生した5~17歳の子どもの急病やけがなどでの救急要請について、件数や理由などを分析した。 その結果、救急要請50万6573件(年齢中央値14歳)のうち、69.1%は病院に搬送された。要請の理由で多かったのは神経疾患(19.1%)、精神障害や薬物乱用(16.7%)、けが(15.0%)だった。内訳を見ると、けがは小学生、精神障害や薬物乱用による救急要請は中学生以上に多かった。使用された薬剤は鎮痛剤や気管支拡張薬などが多かった。 研究グループは「学校職員や救急医療従事者への研修で重点的に取り組むべき分野や、学校でどのような医薬品などを準備すべきかが明らかになった」としている。(メディカルトリビューン=時事)