新しいリハビリ法で歩行速度向上―慢性期の脳卒中患者

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 脳卒中後の歩行障害を改善する新しいリハビリ法「FAST walk」によって、発症から6カ月以上がたつ慢性期脳卒中患者の歩行速度が上がったと、順天堂大などの研究グループが発表した。

 脳卒中で後遺症が出る患者の8割以上に歩行障害があり、特に慢性期の回復は困難との指摘もあった。FAST walkは、患者の歩行スピードなどを筋電図センサーで感知し、脊髄と股関節の筋肉に弱い電気刺激を与えることで、歩行動作をサポートする技術。

 研究グループは、慢性期脳卒中患者20人を対象に、〔1〕一定速度のベルトの上を歩くトレッドミル訓練のみ〔2〕FAST walk併用〔3〕脊髄刺激のみ併用―グループに分け、それぞれ週2回、計10回の訓練を実施した。

 訓練後と4週間後に10メートルの歩行時間を測定し分析した結果、〔2〕のみに有意な時間短縮が見られ、速く歩けるようになっていた。研究グループは「多くの患者の歩行障害回復のため、製品化を目指したい」としている。(メディカルトリビューン=時事)

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