果汁摂取、糖尿病リスク軽減か―遺伝的リスク高い人に顕著

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 果汁の適度な摂取は、遺伝的に糖尿病リスクが高い人の発症リスクを減らす可能性があると、東京科学大などの研究グループが発表した。

 研究グループは、約10万人を対象とした疫学研究の参加者のうち1万3769人のデータを利用。遺伝的なリスクの高さに基づいて5グループに分け、果汁100%飲料の摂取頻度と2型糖尿病発症リスクとの関連を調べた。

 分析の結果、遺伝的に糖尿病になるリスクが最も高いグループでは、果汁を摂取する人の方が発症リスクが低くなり、1日に1~2杯飲む人は最もリスクが低下していた。遺伝的にリスクが低い、または中程度の人では明確な関連は見られなかった。

 研究グループは「果汁は糖分が多いから控えるべきといった画一的な制限を見直し、遺伝的背景など個人の体質に応じた栄養の提案につなげたい」とした上で、「果汁に含まれるポリフェノールなどの成分が糖代謝関連遺伝子とどう連携するのかを解明していく」と述べている。(メディカルトリビューン=時事)

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