変形性膝関節症の骨切り術で進行抑制

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 両膝が外側に変形した「O脚」のある変形性膝関節症患者の進行抑制や症状の緩和に、すねの骨を内側から切って矯正する骨切り術が有効である可能性が示されたと、カナダなどの研究グループが発表した。

 「内側開大式高位脛骨(けいこつ)骨切り術」は、すねの骨の内側から外側に向かって骨を切り、内側を開いて人工骨を入れる術式。研究グループは、O脚で痛みなどの症状がある変形性膝関節症の患者145人を、〔1〕運動療法の指導や栄養に関するカウンセリング、必要に応じた鎮痛薬の処方などの非手術療法のみ〔2〕非手術療法に加えて同術式で骨切り術を行う―グループに分けて比較した。

 分析の結果、2年後の膝関節の軟骨の厚さは、〔1〕で平均9%減り、〔2〕では平均2%の減少にとどまった。また、痛みなどの症状や日常生活動作などに基づき膝の状態を評価(0~100ポイント)したところ、〔1〕では9.06ポイントの改善だったが、〔2〕では24.95ポイント改善した。(メディカルトリビューン=時事)

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