ニッケルなどぜんそく悪化に関連

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 大気中を浮遊する微小な粒子状物質「PM2.5」に長期的にさらされるとぜんそくの症状が悪化するリスクが高まるが、PM2.5に含まれる物質の中でも特にニッケルやバナジウムなど5種類の物質がぜんそくによる入院の増加に関係していたと、米国の研究グループが発表した。

 研究グループは、同国の入院患者データから2002~16年にぜんそくで入院した0~18歳と19~64歳の患者データを収集。複数の化学物質の影響を解析するモデルを用い、PM2.5に含まれる15種類の物質がぜんそくの増悪に及ぼす影響を調べた。

 分析の結果、PM2.5を構成するこれらの物質の混合物が10%増えるごとに、年間のぜんそくによる入院件数が0~18歳では10.6%、19~64歳では8.0%増加した。また、15種類の物質の中でもニッケル、バナジウム、硫酸塩、臭素、アンモニウムがぜんそくによる入院の増加に強く関連することも示された。(メディカルトリビューン=時事)

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