困窮家庭の子、学級閉鎖で学力低下?

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 経済的に困窮している家庭の子どもは、インフルエンザ流行による学級閉鎖で学力が低下する恐れがあると、早稲田大などの研究グループが発表した。

 研究グループは、2015~17年度の首都圏にある公立小中学校のデータを用い、インフルエンザによる学級閉鎖が翌年度の成績に及ぼす影響を分析した。

 その結果、困窮家庭の男子小学生で、算数の成績が有意に低下する傾向があり、特に学年末(2~3月)の閉鎖で影響が大きかった。学級閉鎖による成績の下がり方は、補習や授業時間を増やすことで得られる効果よりも5~10倍以上の影響があることが分かった。

 また、学級閉鎖を経験した困窮家庭の男子小学生(学力が平均以下)は、平日にテレビやゲームに7時間以上費やす割合が4.7ポイント増えて睡眠時間が短縮する傾向があり、「生活習慣の変化が学力低下を招いている可能性がある」(研究グループ)とした。一方、教歴の長い教員が担任だと、学級閉鎖による影響の統計的有意差はなくなった。(メディカルトリビューン=時事)

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