画像診断装置を搭載した車両のレンタルや巡回サービスを行っているフリール(代表取締役=平川雅之氏)は10月11日、東京都内で、世界初となる3D(3次元)デジタルマンモグラフィー装置を搭載した乳がん検診車を披露した。搭載された装置は、従来の2D(2次元)マンモグラフィーと比べて乳がん検出率が15%高く、要精検率が40%低いという。ゲストとして参加したフリーアナウンサーの木佐彩子さんは「日本の女性は忙しくて、検診に行く時間がなかなか取れない」とし、さらに「決心して受けに行っても、はっきりした結果が出ないと不安になります。でも、こういったバスで気軽に受けられ、正確に診断できるとなれば、また次も受けに行こうという気になるのではないでしょうか」と、検診の利便性や精度改善への期待を語った。