「家族の前で心停止したら、あなたは助からないかも」

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 「家族の前で心停止したら、あなたは助からないかもしれない」―金沢大学大学院医学保健学総合研究科の稲葉英夫教授(救急医学)らが第85回米国心臓協会年次集会(AHA 2012;11月3~7日、ロサンゼルス)で11月4日、発表した演題に関するコメントが、AHA公式ニュースリリースで紹介されている。同氏らは2005~09年に日本全国で登録された54万人を超えるの院外心停止例のうち、医師による介入が行われなかった約14万人を解析。心停止時の目撃者が家族だった場合、目撃者が通行人や友人だった場合に比べ、人工呼吸や心臓マッサージ(胸骨圧迫)などの心肺蘇生を実施する割合が低かったとの結果が示された。

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