オランダ・ライデン大学医療センターのCarolina H. Y. Ling氏らは、85歳以上の超高齢者を対象とした前向きコホート研究の結果から、握力の減少と死亡に関係があることをカナダの医学誌「CMAJ」(2010; 182: 429-435)に報告した。同氏らは、握力測定が高齢者を評価する日常的な検査項目となり得ると主張しており、"究極の触診"と言えるかもしれない。