世界金融危機で自殺率が急上昇―欧州

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 【ロンドン】英ケンブリッジ大学のDavid Stuckler氏らは、2008年の世界金融危機が欧州の人々の健康に与えた影響について、各種のデータを検証。同年以降、自殺率が上昇した一方で、交通事故死は減少したと米医学誌「Lancet」(2011; 378: 124-125)に報告した。同氏らは「交通事故死の減少には、失業率の上昇に伴い乗用車の保有率が低下したことが影響しているのではないか」との見解を示している。

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