狭心症や心筋梗塞などの急性冠症候群を発症したとき、多くの人が激しい苦悩と死の恐怖を経験する。この恐怖体験が、その後の経過に影響することを、英ロンドン大学疫学・公衆衛生学のAndrew Steptoe教授らが欧州医学誌「European Heart Journal」(2011; 32: 2405-2411)に発表した。