アイスラインド大学公衆衛生学のJohanna E. Torfadottir氏らは、思春期に牛乳を1日1回飲んでいた男性では、飲んでいなかった男性に比べて進行性前立腺がんになるリスクが3.2倍高いことを明らかにし、 昨年12月20日付の米医学誌「American Journal of Epidemiology」(電子版)に報告した。中年期以降に毎日摂取していた男性ではリスクとの関連はなかったという。乳製品を多く食べる男性では前立腺がんリスクが上昇することは、これまでの研究からも報告されていた。