妊娠中の喫煙で子供の5年後にも悪影響―オランダ研究

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 オランダ・ユリウス保健科学プライマリケアセンターのCaroline C. Geerts氏らは、妊娠中の母親の喫煙の有無別に5歳時の頸(けい)動脈の厚さ(内膜中膜複合体厚=IMT)や柔軟性を検討したところ、非喫煙群と比べ、喫煙群のIMTは18.8マイクロメートル厚く、柔軟性は15%低いことが分かったと、昨年12月26日付の米医学誌「Pediatrics」(電子版)。IMTと頸動脈の柔軟性は動脈硬化の目安で、将来的に心筋梗塞などの心血管疾患を発症するリスクにつながる。

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