英エクセター大学ヘルスサービス研究所のChristopher E. Clark氏らは、両腕の血圧の差が、高血圧患者の10年間の心臓や血管に関する病気や死亡を予測すると、3月20日付の英医学誌「BMJ」(2012; 344: e1327)に発表した。Clark氏らは以前にも、腕の血圧の左右差が末梢(まっしょう)血管疾患、心血管疾患死などと関連していたと報告している(関連記事)。同氏らは、日常診療に両腕の血圧測定を導入すべきではないかとしている。