東大准教授が中学生にがん教室、大切な人の「喪失」体験

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 日本の将来を担う子供たちに、がんの予防と治療の啓発を通じて生きることの意義をより深めてもらうため、バイエル薬品は昨秋から全国の中学校を対象に訪問授業「生きるの教室」を行っている。講師に東京大学医学部付属病院の中川恵一准教授(放射線科、緩和ケア診療部長)を迎え、がんと命の大切さを教えていくもので、6月15日には東京都葛飾区立堀切中学校で開催。中川准教授は、参加した同校2年生92人の一人一人を諭すように、がん予防によって守られる命があることを訴えた。また、授業後半では生徒参加型のグループセッションが行われ、大切な人をがんで失うことなどを仮想体験した。

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