運動麻痺(まひ)や感覚障害、視力障害などの症状が現れ、日常生活に大きな支障を来す難病の多発性硬化症。ギリシャ・クレタ大学医学部のD. Kotzamani氏らは、多発性硬化症患者が増加しており、その背景に都会化による環境要因が関係している可能性があると、米医学誌「Neurology」(2012; 78: 1728-1735)に発表した。