日本国内の風疹(三日ばしか)患者報告数が、過去最悪のペースで増加している。国立感染症研究所が7月17日に更新した情報によると、今年初めから7月11日までに国内で報告された風疹患者数は594人。昨年も日本では風疹が流行し、感染研などが注意情報を出したが、1年間の報告者数は371人だった。一方、世界保健機関(WHO)は今月に入り、世界の麻疹(はしか)と風疹制圧に関する2020年までの世界的計画を発表。現在、公式サイトでは風疹に関する情報提供も行われている。(関連記事) 最新の風疹(三日ばしか)発生報告数と年間推移を見る