米カリフォルニア大学サンフランシスコ校のKelli L. Copeland氏らは、糖尿病にかかっている女性では、糖尿病でない女性に比べて性生活に対する満足度が低いと、米医学誌「Obstetrics and Gynecology」8月号(2012; 120: 331-340)に発表した。特に、インスリン治療を行っている女性で多く、これらの女性では腟(ちつ)潤滑困難(ぬれにくい)やオーガズム(絶頂)に達しにくいなど性的な問題を抱えている割合が糖尿病でない女性の2倍に上ったという。