ポリオワクチンを取り巻く状況が激変している。9月に定期接種が現行の経口生ワクチンから不活化ワクチンに切り替えられるが、それだけでなく、11月にはDPT(ジフテリア・百日ぜき・破傷風の三種混合ワクチン)と不活化ポリオワクチンの四種混合ワクチンの定期接種も始まる予定で、多くの混乱が予想される。こうした中で、厚労省の検討会で座長を務める川崎市衛生研究所の岡部信彦所長は、ワクチン接種を11月まで待つべきではないと呼び掛けた(関連記事)。