日本だけでなく、世界でも風疹(三日はしか)の流行が抑えられていない地域は少なからず存在する。一方、2004年に米国は世界に先駆けて風疹の制圧を達成した。風疹の制圧にはワクチンの接種率上昇が不可欠とされるが、過去には日本と同様、接種率が不十分なまま成人期を迎えた人を中心に、職場などでの集団発生が起こっていた。その時期に米国ではどんな対策が取られていたのかを探ってみた(関連記事)。 最新の風疹(三日ばしか)発生報告数と年間推移を見る