健康診断は罹患率や死亡率を減らさない? 国際研究グループ

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 これまで、減塩や抗インフルエンザ薬などに関する数々のメタ解析を発表し、時には医学界からの反論も呼び起こしている国際研究グループのコクラングループが、新たな発表を行った。今回は、デンマークのノルディックコクランセンターのLasse T. Krogsbøll氏らが、複数の報告に基づく解析から「一般健康診断(general health check、健診)は病気にかかる割合(罹患=りかん=率)や死亡率を減らさない」と結論(「Cochrane Database of Systematic Reviews」10月17日号)。海外の主要メディアも大きく報じている。これに対して専門家は、同誌の付随論評で「ネガティブに受け止めるべきでない」とコメントした。

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