米ルードブッシュ退役軍人局医療センターのArlene A. Schmid氏らは、発症から6カ月以上経過した慢性期の脳卒中患者を対象にヨガの効果を検証する小規模な予備研究を実施し、グループ・ヨガによって脳卒中後患者の平衡感覚が改善したと、米医学誌「Stroke」(2012; 43: 2402-2407)に発表した。Schmid氏らは、グループで行うヨガは通常のリハビリテーションを補うものとして、費用対効果に優れた介入法となる可能性があるとしている。