ビタミンD不足が体に及ぼす影響が注目を浴びており、アレルギー疾患を引き起こす原因の一つともされている。オーストラリア・西オーストラリア大学小児健康研究センターのAnderson P. Jones氏らは、へその緒や胎盤に含まれる血液、臍帯(さいたい)血の中のビタミンD濃度が低いことが、子供の湿疹と関連する可能性を示すと、米医学誌「Pediatrics」11月号(2012; 130: e1128-1135)に発表した。